固体・液体・気体・光・音・放射線・物質…すべてのものは振動しており、波として表すことができます。
波は同じものと共鳴・共振し、集まってくるという特性を持っています。
水が氷になるのも、このためです。
フランスの学者ジョエル・ステルンナイメールは、素粒子の質量分布に関する問題を研究している時、いろいろな素粒子が、ある音階にしたがって分布していることに気がつきました。
この時彼が発見したのは、現在使用されいる音楽の「平均率音階」に近似している音階に素粒子の質量がほぼ分布していると感じたことです。
ジョエル・ステルンナイメールは、量子物理学の理論的研究に長い間没頭した結果、彼の言う《スケーリング波動》の存在を予言しました。
そして間接的ながら実際にその存在を証明したのです。
このスケーリング波動は素粒子から放射されますが、生物の細胞では特に「アミノ酸」から放射されますが、その振動数は音としては耳に聞こえない範囲にある高い周波数だったのです。
彼が計算によって振動数を求めたこうした波動の存在により、分子間のある種の反応や、さまざまな分子の振る舞いが説明できる可能性がやっと出てきたのです。
エクボ株式会社編著「金の音開発秘話」より抜粋
1839年にハインリッヒ・ウィルヘルム・ダブは、わずかに異なる周波数の音を左右別々の耳に聞かせることにより生じる干渉効果「バイノーラルビート」の技術を開発した。
その干渉効果は、脳内に生ずるものであるが、物理的に生じる波の干渉に似ている。
2006年に東大・筑波大が、バイノーラルビートの作用を検証した。
左右の周波数差に対応する強い磁気信号が脳から生じ、大脳皮質が活性化されることをつきとめた。
参考ページ
Wikipedia:Binaural beats
Wikipedia:Heinrich Wilhelm Dove
Neuromagnetic Responses to Binaural Beat in HumanCerebral Cortex
バイノーラル録音はステレオ録音方式の一つ。
人間の頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドやシミュレータなどを利用して、鼓膜に届く状態で音を記録することで、ステレオ・ヘッドフォンないしイヤフォン等で聴取すると、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式である。
バイノーラル録音は、ラジオドラマや音楽アルバムなどに利用されている。
続きは「金の音開発秘話」DL版をご注文ください!
Copyright © 2014 EQBO Inc. All Rights Reserved.
当ホームページに掲載した出版物の著作権はエクボ株式会社に帰属します。