第七回 内部対談 ~魔法は未来の技術?~

 

 

対談要約
【清水美裕】

私たちは特殊な能力者(エスパーみたいな人たち)じゃなくて普通の人間が
思ったものを拾い上げる仕掛けができないかなと思ってやってみたんです。


●特別な人でなく一般的な人が、

玄関の前に立って「ドアのボタン」を押さな
いのに「ただいま」を伝え、機械に「おかえりなさい」と言わせる。
…ということができないか?

(声も出さず)ドアの前で「心の中で今帰ったよ」と思ったら、
「ピンポン、お帰りなさい」と言ったら面白いでしょ。


●私は、カギ(鍵)って嫌いなんです。

鍵って「あなたは入れませんよ」「NO THANK YOU」でしょ。
鍵って「相手を信用しない」証拠だから、
鍵がある世界って「信用できる人」と「信用できない人」が明確にいると
いうことですよね。

これ(鍵)が存在している内は「社会」はまだ不安定で、本当の意味で文化(的)
じゃないな、と思うんですよ。

鍵という物理的な方法じゃなく「会った瞬間」に「あなたどうぞ」と言われたら
嬉しいですよね。

これを技術で実現しようとしたら、その人の「心の周波数」がある周波数より
高かったら、「OK」とドアがあいてくれるとか…

「夢ですよ」まだ…。


●「究極の科学は魔法と同じ」だ…と言う言葉が好きです。

本当に人間が理想としていることを実現する為に、私たちは技術開発をして、
未来は天国のようにしたい!

ぎすぎすした機械じゃなくて、私たちが「想いをすぐに形にあらわしたり」
とか…「想いをすぐに人に伝えたり」とか…するための道具として
「スマートホン」があったり「車」があったりするわけでしょ。

だったらその一歩手前で「想い」を「キーボード」や「ボタン」や「特別な器具
を頭につけたり」しないで、何も身につけないで「すっと」相手に伝えるような
仕掛け、機械を動かす仕掛けがあったら、『魔法ですよね』


●「脳波」を使ってみせた映画が「1982年」製作のハリウッド映画
「ファイヤーフォックス」(クリント・イーストウッド主演)
(旧ソ連が作った脳波で操作できる超音速ジェット戦闘機を奪ってくる話)

映画では頭の中で「ロシア語」で考えると動く。
私たちがやっている開発は、脳波を使用するものではなく、例えば
「家」と思うと言語が違っても「家」と認識するイメージは同じです。

(続く)

 

 

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